京都紅葉・龍馬追悼
晩飯は予定通り、「華の舞・池田屋」。ここは、池田屋騒動でご存知の池田屋の跡地にある居酒屋です。今夜は、ここで一杯。店内には新選組にあやかった羽織や装飾があり、雰囲気を十分楽しめます。
池田屋騒動の真相は不明ですが、映画「鎌田行進曲」の階段落ちの場面は印象的でしたね。という訳で階段をスナップ。実際の階段は短く、急だったようですが、私にはどうでもいいことです。
坂本龍馬という人物は誰でも知っていますが、なぜそれほど活躍できたのか、その資金源は、など謎が多い人物ですね。そして、彼を暗殺した人物も今もって謎です。そして、そして歴史教科書から彼の名が削除されるというニュースがありました。
私はこのミステリアスな人物に興味があるので、この度は「酢屋」(暗殺される直前まで間借りをしていた材木商)で行われる「酢屋龍馬祭」に合わせて旅行計画を立てました。
酢屋の近くにある暗殺された現場の近江屋跡地では石碑の前で供養が行われておりました。実は、11月15日は暗殺された命日でした。酢屋での龍馬祭も彼の命日に合せて行われたのです。
酢屋の前には龍馬ファンが朝早くから集まっています。我々は朝9時に到着。入館整理券11, 12番をゲット。
酢屋の内部は撮影禁止なので画像はありませんが、龍馬が住んでいた部屋や海援隊の書状などを見ることができます。
龍馬が高知出身なので、高知県知事、市長の献花がありました。来賓には京都市の観光課や報道関係者が参列しておりました。
画像は、酢屋10代目当主の挨拶です。酢屋は代々材木商で、6代目の嘉平衛が龍馬をかくまったそうです。当時の情勢からして大変リスキーなことだったようです。
龍馬をかくまうことになったのは材木の関係でつながりのあった伏見の船宿「寺田屋」の依頼ではなかったか..という説明がありました。
酢屋の式典のあと、鞍馬に向かいます。叡山電鉄が紅葉のトンネルに差し掛かったところです。スピードを落としてくれました。
残念なことに鞍馬の紅葉は良くありません。時期的には早すぎもせず、遅すぎもせずという感じでしたが、色づきが良くありません。がっかりです。
この写真を最後にバッテリーが切れました。スペアー用バッテリーを充電して準備をしていたのですが、持ってくるのを忘れました。ま、いつものことなのでショックではありません。
と、まあ、こんな旅でした。
PS. 京都の宿はカプセルホテルしかとれませんでしたが、予想以上に良かったので記録のためリンクを張っておきます。
Smart Stay SHIZUKU 京都駅前