河津桜



トンネルを抜けるとそこは「雪国」...ではありません。これまでと同じような風景が広がっています。ただ大きく違うのは、そこから下り坂だということです。「楽ちん」。スピードが出過ぎないように気をつけるだけで、一気に河津町までくだります。

河津町。そう、河津といえば桜です。川沿いには早咲きの桜が満開です。桜並木に隠れて見物人の姿は見えませんが、川沿いの散策道路は見物客と露店でごった返しています。

河津桜の原木

昭和30年頃にこの家の主人が河津川の雑草の中に芽吹いている桜の若木を自宅の庭に植えたのが始まりです。

その後の調査で、新種と分かり昭和49年に河津に生まれた桜ということで河津桜と命名され、河津町の木に指定されました。

見物客が絶えることなく、人物抜きの写真を撮ることは諦めました。

民宿「吞三」(のみさん)

河津桜を堪能した後は一路、下田に向かいます。ここからは伊豆の東岸に沿って走ります。

途中、GPSの電池が切れました。民宿の地図も家に忘れてきたようです。それでも大体の位置だけは頭にインプットしておいたので無事に宿に辿りつき、息子とも合流できました。

下田での食事は魚に決まっていますが、あまり魚が好きでない息子にとっては張り合いが無かったことでしょう。

玉泉寺 (3/7/2013)

朝一番に、民宿の近くの玉泉寺に向かいます。

この玉泉寺は日本最初のアメリカ領事館が置かれたところです(1856~1859)。展示室には、当時をしのぶ貴重な品々があり興味をひかれます。

米国人の墓(玉泉寺)

お寺には、ペリー艦隊乗員 5名の将兵が埋葬されています。カーター大統領も、天皇陛下もこの墓地に参拝されたようです。

また、お寺を挟んで反対側にはロシア、ディアナ号、アスコルド号の乗員の墓地もあります。

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